6試合で3G2Aも“不調”囁かれるサラー 昨季圧巻の活躍見せたエースの現状をリヴァプール指揮官は楽観視 「素晴らしい選手とは、たとえ良いプレイが出来なくてもチームに貢献できる選手」

リヴァプールのサラー photo/Getty Images

昨季のようなパフォーマンスに戻るのか

リヴァプールの指揮官アルネ・スロットは絶対的エースであるモハメド・サラーについて心配していない様子だ。

リーグ優勝を果たした昨シーズン、サラーはベテランながらも圧巻の活躍を見せ、リーグ戦38試合で29ゴール18アシストを記録、公式戦全体では52試合で34ゴール23アシストという数字を残した。

しかし迎えた今シーズンは不調が囁かれている。ここまで公式戦6試合で3ゴール2アシストを残しているサラーだが、昨シーズンほどのインパクトはなく、エースの状態を心配する声も多い。新加入選手も多く、連携面での不安定さも関係しているかもしれないが、指揮官はエースの状況を楽観視しているという。

「私にとって、素晴らしい選手とは、たとえ良いプレイが出来なくてもチームに貢献できる選手だ。ゴールやアシストでチームに貢献できる選手はたくさんいるが、調子が悪くても貢献できる選手はそう多くない」

「モー(サラーの愛称)の働きぶりは際立っている。常に目立つのは難しいが、彼は今もそういう選手だ。だからこそファンは彼をとても愛し、だからこそ彼は非常に高く評価され、尊敬されている。それが彼を特別な存在にしているのだ」(英『Sky Sports』より)

不調囁かれるサラーだが、指揮官はそんななかでもチームのために戦うサラーの姿勢を称賛し、変わらぬ信頼関係を強調した。

ウーゴ・エキティケやフロリアン・ヴィルツ、アレクサンデル・イサクなどリヴァプールの攻撃陣には楽しみな新加入選手が多いが、やはり絶対的エースのサラーにかかる期待は大きい。今節はエヴァートンとのマージーサイド・ダービーを控えるが、サラーはチームを勝利に導くようなパフォーマンスを見せられるか。

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