米国遠征を控える日本代表のメンバーはどうなる? DF、MF陣と怪我人が相次ぐ異常事態

怪我人が相次ぐ日本代表の選手 photo/Getty Images

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9月にメキシコ、アメリカ代表と対戦する日本代表

来月9月に米国遠征を行う日本代表。この遠征は来年のワールドカップ開催国であるアメリカで、同国代表とメキシコ代表という強豪2カ国と対戦できる貴重な2試合となる。すでに欧州では各リーグが開幕し、今季も多くの日本人選手がプレイすることとなったが、まだ始まったばかりのこの時期に日本人選手の怪我が相次いで報道されている。

23日に行われたブンデスリーガのホッフェンハイムとレヴァークーゼンの試合。この試合で今季ホッフェンハイムに加入したDF町田浩樹がブンデスデビューを果たすも、前半の40分に負傷し交代を余儀なくされた。検査の結果、左ひざ前十字靭帯断裂の重傷とクラブ公式が発表し長期離脱を強いられることとなった。現在森保ジャパンのDF陣は怪我人が続発しており、長期離脱中の冨安健洋、伊藤洋輝に加え、今季トッテナムに加入した高井幸大もシーズン前に負傷。アヤックスに加入した板倉滉も、17日に行われたリーグ戦で右ふくらはぎを負傷し途中交代。結果的に大事には至らなかったが、24日の試合ではベンチ外となっていた。

また中盤の選手も怪我人が相次いでいる。今季プレミアリーグに昇格したリーズ・ユナイテッドのMF田中碧は、23日に行われたアーセナルとの試合で58分に途中交代。試合後にダニエル・ファルケ監督は「前半にタックルをしたあと、MCL(内側側副靭帯)に問題があった」と話していた。軽傷の可能性も否定していなかったが、9月の代表戦は厳しいと考えられるだろう。また、ポルトガルのスポルティングに所属するMF守田英正も23日のリーグ戦で負傷交代を余儀なくされた。スポルティングのルイ・ボルヘス監督は試合後に守田の負傷を認め、「少し違和感を感じたようだ」と説明していた。詳細は判明していないが仮に長期離脱となれば、森保ジャパンにとっては痛手となるだろう。
他にもオランダ・スパルタ・ロッテルダムのMF三戸舜介も17日に行われたリーグ戦で負傷。またクリスタル・パレスのMF鎌田大地や、ホルシュタイン・キールのFW町野修斗など負傷明けの選手も現在の森保ジャパンには多く、9月の遠征メンバーに入ることは厳しいと見られている。まもなくメンバー発表が行われるが、これだけの怪我人が続出するとなれば、森保監督にとって非常に悩ましい選考となるだろう。

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