マンU・アモリムの3-4-2-1にバレバのようなMFが必要な理由 中盤を駆け回る高強度の選手が欠かせない

マンUのターゲットになっているバレバ photo/Getty Images

続きを見る

中盤の補強も必要

今夏にFWマテウス・クーニャ、ブライアン・ムベウモ、ベンヤミン・シェシュコの獲得をまとめるなど、マンチェスター・ユナイテッドが前線の強化に力を入れているのは明らかだ。

しかし、昨季プレミアリーグ15位に沈んだマンUを立て直すにはまだ不十分だ。現在はブライトンMFカルロス・バレバに関心を示しているとされるが、『The Athletic』はバレバのようなMFが今のマンUには必要と主張する。

指揮官ルベン・アモリムは[3-4-2-1]をメインシステムとしており、新シーズンもこれが継続されると見られる。その際、守備時には中盤を引き締めるダブルボランチの働きが重要となる。ここにはフィジカルに優れ、デュエルに強いMFが求められる。今のマンUはそうしたMFが不足しているのだ。
「アモリムが3-4-2-1のシステムにこだわるならば、ユナイテッドはボールを失った際に中盤の2人がピッチ中央の守備で負担を負うことになる。そのためボランチにはフィジカルの要求をこなせる選手が求められる。メイヌーはまだアモリムの下で先発の座を確保できていない。他の選手も、ユナイテッドのMF陣には特長に違いがある。ウガルテは守備に強みがあるが、ブルーノ・フェルナンデスはボールを持っていない時よりも持っている時に力を発揮するタイプだ。カゼミロは33歳を迎えており、シーズンを通して強度を維持できる可能性は低い。ユナイテッドには彼らの要素をバランス良く発揮できる選手が必要であり、そこでバレバの出番なのだ」

同メディアはこのように伝えており、バレバは21歳と若いことに加えてフィジカルにも強みがある。もっとも安価で獲得できるターゲットではなく、バレバの獲得には1億ポンド超えの移籍金が必要ともされる。

それでもマンUが上を目指すには中盤に強度の高い選手が必要だ。前線のピースは揃いつつあるが、中盤の補強も進むか。



記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.307 世界神童列伝

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ