サウジへ向かっても“イタリア代表FW1番手”であり続ける? 待望の点取り屋レテギの気になる動き

セリエA得点王となったレテギ photo/Getty Images

イタリア代表の戦いにどんな影響を与えるか

近年は欧州トップリーグを離れてサウジアラビアリーグへ向かう選手が増えているが、難しいのは彼らの『代表招集』だ。サウジアラビア国内リーグのレベルが欧州トップリーグより劣るのは明らかで、サウジアラビアへ向かった選手を代表へ招集すべきなのか意見は分かれるところだ。

今話題を呼んでいるのは、アタランタのエースとして2024-25シーズンのセリエA得点王に輝いたイタリア代表FWマテオ・レテギだ。

レテギは25ゴールを挙げて2024-25シーズンのセリエA得点王に輝き、イタリア代表でも待望の点取り屋としてセンターフォワード1番手になっている。

そのレテギは現在サウジアラビアのアル・カーディシーヤへの移籍に近づいているとされる。セリエA得点王を獲得した直後のサウジアラビア移籍は少々もったいないようにも思えるが、これがアズーリにどう影響するか気になるところ。

伊『Gazzetta dello Sport』は、アズーリでの序列は変わらない可能性が高いと伝えていて、今後も招集され続けると見ている。

イタリア代表はジェンナーロ・ガットゥーゾに監督が変更となったばかりだが、現状はレテギ、フィオレンティーナFWモイーズ・キーン、アタランタFWジャンルカ・スカマッカの3人がガットゥーゾ体制のメインFWになっていくと伝えられている。

それに続く4番手としてウディネーゼのロレンツォ・ルッカ、そして5番手にインテルでの活躍が期待される若いフランチェスコ・ピオ・エスポジトと同メディアは見ている。

ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドやMFルベン・ネヴェス、イングランド代表のFWイヴァン・トニーなど、サウジアラビアでプレイしながら代表招集を受けている選手もいる。イタリア側はレテギがサウジアラビアへ向かっても問題ないと捉えているようだが、2026ワールドカップ出場を目指すチームに何か影響は出てくるだろうか。

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