FC東京の22歳守護神が欧州挑戦へ ベルギー王者ロイヤル・アントワープへ移籍決定

海外挑戦を決断した野澤 Photo/Getty Images

若き才能が新天地へ

ベルギー1部ロイヤル・アントワープは、FC東京からGK野澤大志ブランドンの完全移籍加入を発表した。移籍金は約100万ユーロとされている。現地メディアによれば、すでにメディカルチェックと契約手続きも完了しており、正式なチーム合流は近日中となる見込みである。

野澤はFC琉球U-15からFC東京U-18を経て、2020年にトップ昇格。2021年8月から1年半、いわてグルージャ盛岡に期限付き移籍し、実戦経験を積んだ。FC東京復帰後はJ1リーグで2023年に10試合、昨季には27試合に出場。安定したハイボール処理と193cmの長身を活かしたセービングで注目を集めた。日本代表として2024年にはアジアカップ、パリ五輪のU-23世代別代表に選出されていた。

クラブ公式サイトを通じて野澤は「目に見える結果でクラブに恩返しできず、とても不甲斐ない気持ちです。何よりも人としてさらに大きく深く成長できるように、一日一日を大切に過ごしていきたい」とコメント。続けて「本当にFC東京には感謝しかありません。ありがとうございました」とクラブとファンに感謝を述べた。

22歳の野澤にとっては大きな成長の機会となる。期待の若手が、欧州の地でその実力を証明しようとしている。

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