レヴァークーゼンがPSVのマリク・ティルマンの獲得を検討 クラブ史上最高額の移籍金を準備

PSVのマリク・ティルマン photo/Getty Images

注目の万能型MF

フロリアン・ヴィルツのリヴァプールへの移籍が決まり、攻撃の牽引役を失ったレヴァークーゼンでは、彼に代わる新たなゲームメイカーの獲得が急務になっている。

こうした中、オランダ紙『De Telegraaf』によればレヴァークーゼンはPSVのマリク・ティルマンをヴィルツの後継者としてリストアップし、既にPSVに対して正式にオファーを提示したという。

ドイツ生まれで現在23歳のティルマンは、バイエルン・ミュンヘンの下部組織出身で2021年8月に同クラブのトップチームで公式戦初出場を達成。その後、期限付き移籍でスコットランドのレンジャーズやPSVでプレイし、昨年夏にPSVへ完全移籍となった。身長187㎝と長身ながら高い技術力も兼ね備え、ゴール前で得点に絡む仕事ができるだけでなくアンカーとして攻撃の組み立て役も担える万能型のミッドフィールダーとして欧州各国のクラブから注目される存在となっている。

レヴァークーゼンは今後のクラブ間交渉の過程で最大3500万ユーロ(約59億円)の移籍金の支払いに応じる準備があるという。実際にこの金額での移籍となればレヴァークーゼンにとってクラブ史上最高額での選手獲得となるが、PSVはできるだけ高額でティルマンを売却したいと考えているため、さらに多くの移籍金が必要になるかもしれないとも『De Telegraaf』は予想している。

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