マンU前監督テン・ハフ氏のレヴァークーゼン行きが濃厚に 2年契約のオファーも提示済

去就に注目が集まるエリック・テン・ハフ氏 photo/Getty Images

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本命に断られ交渉加速

今シーズン途中までマンチェスター・ユナイテッドで指揮を執っていたエリック・テン・ハフ氏がレヴァークーゼンの監督に就任する可能性が高くなっているようだ。

9日(現地時間)にシャビ・アロンソ監督の退任を発表したレヴァークーゼンは、同監督に代わる新指揮官の選定を急ピッチで進めていた。彼らの本命はコモ1907のセスク・ファブレガス監督だったようだが、ドイツのサッカー雑誌『Kicker』によれば同監督はコモに残留するとしてレヴァークーゼンからのオファーを断ったという。

こうした中、ファブレガス監督とともに後任候補としてリストアップされていたテン・ハフ氏の存在がレヴァークーゼン首脳陣の間でクローズアップされるようになり、ドイツ紙『Bild』はレヴァークーゼンが同氏に対して2年契約でのオファーを提示したと伝えている。プレシーズンの計画や補強といった来シーズンに向けた準備を急ぐ必要があるため、レヴァークーゼン幹部はテン・ハフ氏が直ちに監督に就任することを望んでいるとも同紙は報じている。
1970年2月生まれで現在55歳のテン・ハフ氏は、2017-18シーズンよりアヤックスの監督に就任し、3度のエールディヴィジ優勝を達成し、2022-23シーズンからユナイテッドの監督となった。ユナイテッドでは就任1年目にEFLカップ優勝、そして昨シーズンはFAカップ優勝と2年連続でタイトルを獲得したが、肝心のプレミアリーグでは低迷。今シーズンも開幕から不振が続き、ついに昨年10月に成績不振により解任された。

テン・ハフ氏は、2013年6月から2シーズンにわたってバイエルン・ミュンヘンのセカンドチームで監督を務めていたことがあり、仮にレヴァークーゼンの監督に就任することになれば、約10年ぶりにドイツで指揮を執ることになる。

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