300万ユーロでやってきたベテランFWがフランクフルトの救世主に チェルシーでもプレイした点取り屋の今

フランクフルトでプレイするバチュアイ photo/Getty Images

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冬の加入から3ゴール

今冬にFWオマル・マルムシュをマンチェスター・シティへと売却したフランクフルトは、冬の市場で代わりとなるFWの獲得に動いた。

目玉補強となったのはマルセイユから2600万ユーロで獲得した22歳のフランス人FWエリー・ワヒだが、ワヒはまだ移籍からゴールを決められていない。

しかしフランクフルトにはもう一人の新戦力がいた。ガラタサライから300万ユーロで獲得した31歳のベルギー人FWミッチー・バチュアイだ。
バチュアイはチェルシーでもプレイしてきた選手で、2022年からトルコでプレイを続けてきた。トルコでも一定の結果を残しており、フランクフルトのマルクス・クロシェSDは「ミッチーには経験がある。それが彼を獲得した理由だ。彼はキャリアの中で難しい試合を数多く経験してきた。それは我々にとって大きなプラスになる」と獲得の理由を語っていたが、その目利きは当たりだったのだろう。

フランクフルトは11日にブンデスリーガ第33節でザンクトパウリと対戦し、相手に1-2とリードを許す苦しい展開だった。そこでチームを救ったのがバチュアイで、バチュアイは途中出場から71分に同点ゴールを記録。チームに勝ち点1をプレゼントしており、フランクフルトは3位につけている。

バチュアイはこれが移籍後3ゴール目で、少ない出場機会を確実に活かしている。バチュアイはドルトムントでもプレイしていた期間があるが、その時と合わせればブンデスリーガでは通算19試合で10ゴールと見事な結果を残している。

今冬のフランクフルト移籍はそこまで話題にはならなかったかもしれないが、バチュアイはフランクフルトをチャンピオンズリーグの舞台へ導くキーマンになろうとしている。

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