シティDFは「彼らは勝ちたくないんだ」とサウサンプトンの戦い方にイライラ爆発 一方の指揮官ペップは「打破しなければならなかった」

マンCは痛恨の引き分け photo/Getty Images

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スコアレスドローで終わった

マンチェスター・シティでプレイするポルトガル代表DFルベン・ディアスはサウサンプトンの戦い方を批判した。

プレミアリーグ第36節でサウサンプトンと対戦し、スコアレスドローに終わったシティ。26本ものシュートを放つなど90分を通して攻め立てたシティだったが、11人全員が引いて守るサウサンプトンの牙城を崩すことはできず。

CL出場権獲得に向けて痛い引き分けとなったシティ。ディアスは試合後、英『Sky Sports』にて「イライラする」と語り、次のようにサウサンプトンの戦い方を批判した。
「今はすべてのポイントが重要だ。彼らのようなチームと対戦するのは本当にイライラする。彼らはプレイする気すらなく、試合中ずっと時間を無駄にしているだけだ。彼らは勝ちたくないんだ。ただじっとしているだけ。我々にはチャンスがあったのに得点できなかった。それが現実だ。我々は常に自分たちのことを第一に考えている。最終的に我々は優位に立ち、チャンスを創り出しました。これがサッカーだ」

一方でシティの指揮官ペップ・グアルディオラはディアスの不満に反論。「いいえ、絶対にそうではない。彼らは好きなようにできる」と語り、その上で堅い守備ブロックを崩さなければならなかったと振り返った。

「それを打破しなければならなかったし、そのチャンスもあった。しかしチャンスを振り返ってみると、私たちは得点できず、引き分けに終わった。今は決勝戦に向けて準備を進めている。次はフラム戦だ」

「私たちは1本も枠内のシュートを許さず、相手もあまりチャンスを作れなかったが、彼らのプレイスタイルは受け入れるしかない。それはサイモン(ラスク)とアシスタントコーチたちの戦略だ。ルベンの意見には同意できないが、受け入れるしかない」

すでに降格が決まっているサウサンプトンとしてはホームに駆けつけてくれたサポーターのために少しでも勝ち点を積み重ねたいという思いがあり、戦力差がある中で、90分徹底した戦い方をした点は称賛すべきだとペップは考えている。

大混戦のCL出場権争いの中で、勝利しなければならなかったシティにとってフラストレーションの溜まる試合であったことは間違いないが、切り替える必要があるだろう。


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