PSGの中盤をコントロールするヴィティーニャは特別なMFだ テクニック、サッカーIQ、ゲームメイクの全てが一級品

PSGでプレイするヴィティーニャ photo/Getty Images

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ジョアン・ネヴェスとのポルトガルコンビも機能している

チャンピオンズリーグ決勝進出を果たしたパリ・サンジェルマンにて、中盤からゲームのリズムをコントロールする役割を担うのがポルトガル代表MFヴィティーニャだ。

ルイス・エンリケ率いるチームでも絶対欠かせない戦力の1人であり、ヴィティーニャのところでボールを落ち着かせることができる。狭いエリアでもボールをキープするテクニックがあり、アーセナルとの準決勝2ndレグでも華麗なドリブルでアーセナル守備陣を翻弄する場面があった。

情報サイト『Transfermarkt』もヴィティーニャを特別なMFと絶賛する。
「ヴィティーニャほどのテクニック、サッカーIQ、ゲームコントロール能力を備えたMFは世界的にも稀だ。今のヴィティーニャは世界屈指のMFとなっており、今季はPSGのCL制覇の夢へ大きく貢献している。現代では数字で判断されるところも多く、そうした意味ではヴィティーニャの9ゴールという数字は目立つものではない。しかしヴィティーニャはPSGの心臓であり、試合のテンポを決める存在だ」

中盤では同じポルトガル代表の若き実力者ジョアン・ネヴェスもブレイクしていて、25歳のヴィティーニャと20歳のネヴェスは今後長くポルトガルの中盤をリードしていくことになるだろう。ネヴェスの場合はボールを奪う技術が高く、また両者とも運動量が豊富だ。

エゴを捨て、選手全員がハードワークする現PSGのサッカーにも2人は合っており、中盤の主導権争いでは決勝で対戦するインテルも苦労することになるかもしれない。

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