インテルは2年前のCL準優勝時よりも強くなっている バイエルン、バルセロナをも撃破しての決勝進出は強さの証か

CL決勝進出を決めたインテル photo/Getty Images

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2年前はマンCに敗れてしまった

バルセロナとの激闘を制し、チャンピオンズリーグ決勝へ駒を進めたインテル。インテルが決勝へ進むのは2022-23シーズン以来のことであり、当時は決勝でマンチェスター・シティに0-1で敗れている。

選手たちも今季こそはと考えていることだろうが、『CBS Sport』は2年前よりも今のインテルの方が強いとの見解を示している。

まず単純に2022-23シーズンの決勝を経験している選手が複数おり、経験値の面でも2年前とは異なる。また、2年前は組み合わせに恵まれたところがあった。当時はベスト16でFCポルト、ベスト8でベンフィカ、準決勝ではミランとのダービーを戦っているが、いずれも優勝候補と呼べるチームではない。
しかし今季はベスト8でバイエルン、ベスト4でバルセロナを撃破しており、両チームともCLでの経験も豊富な強豪だ。特にバルセロナを打ち破っての決勝進出は選手たちにとって自信となったはず。

さらに同メディアは選手たちのモチベーションにも特別なものがあるのではないかと注目している。今のインテルには35歳のDFマッテオ・ダルミアン、36歳のMFヘンリク・ムヒタリアン、GKヤン・ゾマー、37歳のDFフランチェスコ・アチェルビなどベテラン選手も多く、彼らにとってCL制覇はこれが最後のチャンスになる可能性がある。近いうちにチーム全体で世代交代が必要となるのは明らかで、ベテラン選手たちには特別なモチベーションがあるはず。

バルセロナ戦ではアチェルビの劇的同点弾で生き返ったが、ファイナルでもベテラン選手たちが何か見せてくれるかもしれない。対戦するパリ・サンジェルマンも強烈な相手ではあるが、インテルは今度こそ欧州の頂点に立てるか。

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