浦和、神戸と連勝勢がストップ 柏は9戦無敗で2位に浮上 J1第15節まとめ

第15節が行われた Photo/Getty Images

鹿島は5連勝

2025明治安田J1リーグ第15節が6日と7日に各地で行われた。

ここまで5連勝中の2位浦和レッズは10位ガンバ大阪との試合。浦和は立ち上がり9分にGK西川周作が足を痛めて負傷交代するアクシデントが発生。そんなアクシデントに見舞われながらもG大阪に立ち向かうが、なかなかチャンスを作れず前半をスコアレスに終える。後半に入っても両チーム睨み合いが続く中、53分に均衡が破れる。FW食野亮太郎のクロスに、大外から走り込んだFW山下諒也が頭で合わせてゴール。山下の今季4ゴール目でG大阪が一歩前に出る。追いつきたい浦和はMF中島翔哉らを投入して攻撃に出るが、最後まで1点が遠く試合は0−1で敗戦。ホームで6連勝とはならなかった。

同じく連勝中の5位ヴィッセル神戸はホームで15位セレッソ大阪と対戦。4連勝中の神戸は前半アディショナルタイムにFW宮代大聖のゴールで先制するが、直後にMF上門知樹のボレーですぐさまC大阪が同点に追いつく。1−1で迎えた後半、両チームとも一進一退の展開が続く中、83分にMF柴山昌也のゴールでC大阪が逆転。さらに後半アディショナルタイムにカウンターからFWラファエル・ハットンがダメ押しとなるゴールを挙げて追加点。1−3で敗れ、連勝が「4」でストップした。

リーグ戦8戦無敗の3位柏レイソルと6位の清水エスパルスの試合は、立ち上がりからホームの柏が主導権を握る中、チャンスを作るもなかなか得点が生まれず前半を終える。しかし52分にFW垣田裕暉がネットを揺らし柏が先制に成功。ビハインドを背負った清水は86分、コーナーキックからFWドウグラス・タンキのヘッド弾で同点に追いついたと思われたが、マーカーのMF小屋松知哉を押し倒していたとされ、VAR判定の結果取り消しに。また終了間際にMFカピシャーバの蹴ったボールがハンドを誘ったとしてPK獲得かと思われたが、 VARの結果ファウルなしでそのまま試合終了。柏が1点を守り切り、勝ち点を27に伸ばして2位に浮上した。

その他、首位の鹿島アントラーズはFWレオ・セアラのPK弾で1−0で勝利。町田ゼルビアはアウェイで京都サンガF.C.に1−2の逆転負け。東京ヴェルディと横浜FCの試合はFW染野唯月とFW熊取谷一星のゴールで2−0とヴェルディが勝利。順位を3つ上げた。

【第15節試合結果】

5月6日(火)
浦和レッズ 0-1 ガンバ大阪
名古屋グランパス 0-0 ファジアーノ岡山
ヴィッセル神戸 1-3 セレッソ大阪
アビスパ福岡 0-1 鹿島アントラーズ
柏レイソル 1-0 清水エスパルス
東京ヴェルディ 2-0 横浜FC

5月7日(水)
町田 1-2 京都
湘南 0-1 広島

6月25日(水)
川崎F vs 新潟
横浜FM vs FC東京

【順位】

1位 鹿島(31/+13)
2位 柏(27/+6)
3位 京都(27/+3)
4位 浦和(25/+5)
5位 広島(23/+2)
6位 G大阪(23/-1)
7位 清水(21/+2)
8位 神戸(21/+2)
9位 福岡(21/-1)
10位 町田(20/-1)
11位 東京V(20/-3)
12位 C大阪(19/+1)
13位 岡山(19/±0)
14位 川崎F(18/+8)
15位 湘南(18/-9)
16位 FC東京(16/-3)
17位 名古屋(15/-6)
18位 新潟(12/-5)
19位 横浜FC(12/-7)
20位 横浜FM(8/-6)

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