2戦合計“13ゴール”が生まれる大激戦に インテルVSバルセロナのCL準決勝は歴史に残る試合か 「我々が目撃したのは本当に特別なもの」

激闘を繰り広げたインテルとバルセロナ photo/Getty Images

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インテルが決勝へコマを進める

CL準決勝インテルVSバルセロナの2試合は今後も語り継がれるであろう大激戦となった。

バルセロナホームで行われた1stレグは3-3の撃ち合いとなったが、2ndレグも壮絶な戦いに。ホームのインテルが前半のうちに2点を先行する形となったが、後半バルセロナが盛り返す。すると終了間際の87分にバルセロナが逆転に成功。このまま試合終了かと思われたが、90+3分にインテルDFフランチェスコ・アチェルビが劇的同点弾を決める。90分でのスコアは再び3-3となり、延長戦に突入した。

そして99分インテルMFダヴィデ・フラッテージが値千金の逆転ゴール。その後はバルセロナが猛攻に出て何度もゴールを脅かしたが、インテルの守護神GKヤン・ゾマーのビッグセーブ連発もあり、試合は4-3でインテルが勝利。決勝進出を決めた。
2戦合計13ゴールが生まれる壮絶な撃ち合いとなったインテルVSバルセロナの準決勝。両チームともに素晴らしいパフォーマンスを見せたこの一戦は歴史の残る試合という声も多く、英『BBC』は「ありがとう、インテル&バルサ - 誰も終わらせたくなかった試合」というタイトルでこの大激戦を称賛。

またこの試合を見にきていたアラン・シアラー氏は『Amazon Prime』にて次のように両チームの健闘を讃えている。

「これは予想外だった。素晴らしい試合を期待していたが、こんなことになるなんて。インテル・ミラノとバルセロナ、素晴らしいエンターテイメントと2つの素晴らしいサッカーの試合を提供してくれてありがとう。我々が目撃したのは本当に特別なものだった。ここに来ることができて、本当に嬉しかった」

最終的に撃ち合いを制し、インテルがCL決勝進出を決めたが、バルセロナが勝っていてもおかしくない試合だった。手に汗握る両チームが繰り広げた2試合は間違いなく歴史に残る大激戦となっただろう。


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