苦節20年、140試合未勝利を乗り越えた! 世界ランキング最下位のサンマリノが歴史的な勝利

世界ランキング最下位のサンマリノ代表 photo/Getty Images

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SNSは大盛り上がり

コアなサッカーファンから”世界最弱の代表チーム”として知られるサンマリノ代表がUEFAネーションズリーグのリーグDで行われたリヒテンシュタイン戦で1-0で勝利を収めた。この結果は20年間で140試合未勝利という空白の時間を経て勝ち取った歴史的な勝利となった。これでサンマリノは国際試合で2004年の勝利に続いてリヒテンシュタインに”2連勝”を飾っている。

この試合でヒーローとなったのは53分に得点を挙げた現在イタリア4部リーグにレンタル移籍中の19歳のMFであるニッコ・センソリだった。代表デビューからわずか6カ月で国際大会初ゴールを決めたセンソリは、ホームのファンの前で歴史に名を刻んだ。

この結果を受けてSNS上で全世界のサッカーファンは大盛り上がりで、「私は夢を見ているのだろうか?」「彼らは歴史を作った」「サンマリノサッカーの黄金世代」と歓喜の声が上がっている。
「2004年にサンマリノがリヒテンシュタインに勝利した時、ニッコ・センソリはまだ生まれてさえいなかった。信じられない」

現在サンマリノは世界ランキング210位で、この試合を計算に含めたとしてもレーティングを持つチームの中では依然として最下位である。それでも、この勝利はサンマリノにとって大きすぎる一歩と言えるだろう。

以下はサンマリノが国際試合で戦い始めてから37年間の通算成績である。

試合数 - 211
勝利数 - 2
引き分け数 - 10
敗戦数 - 199
得点数 - 34
失点数 - 845

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