GKの視点からはどう見えるのだろうか。2日に行われたオランダの国内カップ戦であるKNVBカップの準々決勝にて、とんでもないシュートが生まれた。
決めたのはPSVに所属するコートジボワール代表MFイブラヒム・サンガレ(25)だ。
KNVBカップ準々決勝でADOデン・ハーグと対戦したPSVは、2-0で迎えた54分にルーク・デ・ヨングのポストプレイからサンガレが右足一閃。
ボールはとんでもない速度でネットへ突き刺さったのだが、PSV公式はこのシュートが170km/hの速度だったと紹介している。
ADOのGKソニー・ステフェンスもゴールにボールが入ってから動いたかのように見え、まったく反応できなかったのだろう。ペナルティエリアの外からのシュートとはいえ、170km/hのシュートなど触るのも恐ろしい。
SNS上では「なんてシュートだ」、「ロケットじゃないか」など驚きの声が挙がっており、シュートが決まった際にはPSVの指揮官ルート・ファン・ニステルローイも思わず頭を抱えていた。それほど衝撃的なシュートだったということだろう。