昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会のオープニングゲームを派手に飾った点取り屋を覚えているだろうか。
開幕戦となった開催国カタールVSエクアドルの一戦で2ゴールの活躍を見せたのが、エクアドル代表FWエネル・バレンシアだ。
33歳とベテランの領域に入っているバレンシアだが、エクアドル代表では史上最多となる38ゴールを奪っているレジェンドプレイヤーだ。細身な選手ではあるものの、ポジショニングと得点感覚に優れている。最終的にカタール大会では3ゴールを奪っており、その得点力を存分に見せてくれた。
そんなバレンシアは、クラブの方でも調子が良い。現在はトルコの名門フェネルバフチェに所属しており、国内のスュペル・リグは26日より再開。震災の影響でストップしていたが、フェネルバフチェVSコンヤスポルのゲームから再びリーグ戦が始まった。
バレンシアはこのゲームで2ゴールを奪い、チームも4-0で快勝。これでバレンシアの今季リーグ戦得点数は22点となり、13ゴールのFWファビオ・ボリーニに大きな差をつけている。何よりバレンシアは19試合しかプレイしていないため、試合数を超える得点を決めているとは驚きだ。
リーグ戦での20ゴール越えはバレンシアのキャリアで初めてのことであり、33歳にしてキャリアハイ更新だ。ワールドカップでも衰えない得点感覚が話題となったが、まだまだバレンシアの全盛期は続きそうだ。