ブンデスで《8ゴール8アシスト》の6年前がピーク? リヴァプールにフィットするはずだったケイタの実力

ジェラードの8番を任されるなど期待大きかったケイタ photo/Getty Images

クロップのスタイルに合った選手と思われた

今季プレミアリーグで苦しい戦いが続いているリヴァプールでは、主力選手の高齢化や中盤のクオリティが問題視されている。

昨夏に中盤を補強しておくべきだったとの意見も多いが、やや残念なのは27歳のMFナビ・ケイタの現状だ。

ジョーダン・ヘンダーソン(32)など一部主力がベテランの領域に入っているのに対し、27歳のケイタは今がピークとなっているはずだった。2018年にライプツィヒから獲得した際にはユルゲン・クロップのスタイルにピッタリと思われていたのだが、この4年半は明らかに期待はずれだ。

足を引っ張ったのは怪我の問題で、ハードワークできる鉄人系MFかと思われたケイタはリヴァプール移籍後から苦しい時間が続いている。

ライプツィヒでは2016-17シーズンにブンデスリーガで8ゴール8アシスト、2017-18シーズンも6ゴール5アシストを記録しており、中盤でのプレッシング対応から攻撃参加までハイレベルなMFと認められていたケイタ。リヴァプールは獲得に5200万ポンドを費やしており、当時は多くのビッグクラブが関心を寄せる選手だった。

リヴァプールも期待を込めてスティーブン・ジェラードが背負っていた8番を任せたわけだが、ここまで怪我が続くとは予想外だったか。本来はリヴァプールの中盤をリードする存在になってほしいところだったが、現時点でそれは実現していない。クラブとの契約も今季限りとなっており、ケイタの補強がヒットしなかったのは痛手だった。

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