今季は序盤から低迷が続いていたアストン・ヴィラ。昨季途中からチームを率いたスティーブン・ジェラード監督の初のフルシーズンとなったが、開幕10試合で2勝3分5敗と大きく負け越す。降格圏に沈んでしまい、指揮官を解任。新たに就任したウナイ・エメリ監督の下、チームは復調傾向を見せている。
カラバオカップ3回戦のマンチェスター・ユナイテッド戦で、ヴィラは来季から新たに使用するエンブレムを発表した。シーズンチケット所持者へのヒアリングなどを行い、最終候補の中から投票を実施。その結果、ヨーロピアンカップ(CLの前身)を制した1981-82シーズンをオマージュした円形のデザインが選ばれた。
しかし、この新たに決まったエンブレムが“チェルシーと激似”だと話題に。円形のデザインの上部にはクラブ名が明記され、中心にはヴィラのエンブレムの代表的なライオンが描かれている。チェルシーのエンブレムと、配置や向きがほぼ同じなのだ。
ヴィラが公式Twitterで画像とともに新エンブレムを発表すると、さまざまな反応が寄せられた。英『Daily Mail』がまとめたものでは、「おめでとう!新しいチェルシーのバッジだ」「今日からはヴィラを紫のチェルシーと呼ぼう」と批判的な内容も多かった模様。同紙では新しいデザインについてクラブは「ファンとの協議、創造的な探求、製作の長い期間の結果」だと伝えている。
確かにチェルシーに似ているが、ファンが選んだものであれば、この先愛されるエンブレムになるだろう。