“596分間”も0ゴール0アシスト チェルシーで苦悩するスターリングのW杯行きはどうなる

今季よりチェルシーでプレイするスターリング photo/Getty Images

アーセナル戦でも不発だった

チェルシーでFWラヒーム・スターリングが苦戦している。

昨夏のEURO2020ではハリー・ケインとともにイングランド代表の前線を構成し、代表監督ガレス・サウスゲイトからの信頼も厚い。当然ワールドカップでも主力になると予想されてきたが、チェルシー移籍後のパフォーマンスは納得できるものではない。

今節はアーセナル戦を0-1で落としてしまったが、スタメン出場していたスターリングはこれで596分間ゴールもアシストも決めていないことになった。イングランド代表の前線を任せるのは厳しいかもしれない。
もちろんチェルシーに移籍したこともパフォーマンスに影響しているだろう。チェルシーは早々に指揮官が交代することになり、トーマス・トゥヘルからバトンを託されたグレアム・ポッターはまだ最適解を探っている最中だ。チームのシステムが固定されていないところがあり、それはスターリングやピエール・エメリク・オバメヤンといった前線の選手にとって嬉しくない状況だ。

英『BBC』によると、解説を務める元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏もその部分を気にしている。

「私は今でもラヒームのことを非常に高く評価しているが、今の彼は少し迷っているように見える。チェルシーのシステムに満足していないようだし、チームが彼に何を求めているのかが分からない。ラヒームのチェルシー移籍は良い動きに思えたが、その後チームは指揮官が代わった。その後の混乱は我々が見ている通りだ。すべての選手は安定性を望んでいる。ポッターとも上手くやっているとは思うが、ラヒームを最大限活かせるかは指揮官次第だよ」

昨季まで所属していたマンチェスター・シティでは、指揮官ジョゼップ・グアルディオラがスターリングの得点力を引き出していたところがある。リヴァプール時代に比べてペナルティエリア内でのワンタッチゴールも増え、ポジショニングなどグアルディオラが時間をかけてスターリングを育ててきた。

その感覚は残っているだろうが、マンCとチェルシーではシステムが異なる。チェルシーに移籍したことで出番は増えたかもしれないが、思うように得点に絡めなくなってしまった。もうワールドカップまで時間がないが、サウスゲイトはスターリングをどう見ているのか。アーセナル戦でもボールロストを連発しており、サポーターを納得させるのは難しいだろう。

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