今季はチーム一の得点源として機能している
31日のウェストハム・ユナイテッド戦で決勝ゴールを決めたマンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォード。今季は昨季の不調から立ち直っているようにも見えるが、ラッシュフォード本人がその理由を明かしている。
シーズン開幕前に行った肩の手術の影響があったのか、昨季は公式戦32試合の出場で5ゴール2アシストという成績に終わっていたラッシュフォード。2016-17シーズンから5シーズン連続で公式戦2桁ゴールを達成していたが、その記録はここで途切れていた。
一方、エリック・テン・ハーグ監督がチームの指揮官に就任した今季はプレシーズンマッチから好調を維持しており、現時点で公式戦7ゴール3アシストを記録。すでに昨季の成績を上回っている。
英『Daily Mail』によれば、ラッシュフォードは値千金のヘディングゴールを決めたウェストハム戦の後、昨季と今季の違いについて言及している。クラブの良い雰囲気が自身の状態にも好影響を及ぼしていると考えているようだ。
「正直言って、クラブ全体や練習場が全く違うエネルギーに包まれているし、そのおかげで頭の中が整理されている。今は本当にモチベーションが高いんだ」
「昨季は自分自身のパフォーマンスというよりは、精神的な面で苦労した時期があった。その原因はピッチの外にあった。昨季は頭の中が整理されていないことが多かったんだ」
本領を発揮さえできれば、2019-20シーズン、2020-21シーズンに記録した公式戦20ゴール以上を再び達成することもできるはず。このまま良い精神状態を維持できるかどうかが鍵となるのだろう。