未だノーゴールのミランFWデ・ケテラエル  作り出している“チャンスの多さ”がCLチェルシー戦で実を結ぶか

チェルシー戦で結果を残せるか photo/Getty Images

レオン、ジルーに次ぐ攻撃の軸となりたい

今夏に3200万ユーロ(約46億円)+ボーナス300万ユーロ(約4億円)と言われる移籍金でミランが獲得したFWチャールズ・デ・ケテラエル。ここまではノーゴール1アシストと期待されたほどゴールを生み出すことはできていないが、チャンス自体は多く作り出している。
 
昨季はクラブ・ブルージュで公式戦14ゴール7アシストを記録したデ・ケテラエル。ステファノ・ピオリ監督は彼を[4-2-3-1]のトップ下で起用しており、随所に良い動きは見せているが、なかなか結果に結びつけることができていない。
 
しかし、伊『Gazzetta dello Sport』は、デ・ケテラエルの作り出しているゴールチャンス数がセリエAトップクラスであることを指摘している。『SofaScore』によれば、彼のリーグ戦におけるここまでのビッグチャンスクリエイト数は4となっており、セリエAでは6位タイ、ミランではFWラファエル・レオンに並ぶチームトップの数字となっている。
 
ミランは6日にチャンピオンズリーグのアウェイ・チェルシー戦という難局を迎えるが、現在多くの選手が負傷離脱中。前線で言えば手術からの復帰を目指しているFWズラタン・イブラヒモビッチに加え、FWアレクシス・サレマーカーズやFWジュニオール・メシアス、FWディボック・オリギなどが欠場する見込み。デ・ケテラエルのスタメン起用はまず間違いないだろう。
 
この大一番でゴールやアシストという結果を出せれば最高だが、まずはしっかりと守備のタスクをこなし、隙あらばチェルシー守備陣に揺さぶりをかけたいところ。焦らずに自らの役割を全うしていれば、自ずと結果もついてくるはずだ。

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