三笘と競争相手から“共存関係”に? シャドーで活躍するトロサールとの左コンビがブライトンの武器に

リヴァプール戦でインパクトを残した三笘 photo/Getty Images

エストゥピニャンとの競争に

プレミアリーグ第9節でリヴァプールと対戦し、トレント・アレクサンダー・アーノルドを抜くなど大きなインパクトを残した三笘薫。ドリブルからチャンスメイクしてレアンドロ・トロサールの得点を生み出すなど、高い存在感を発揮した。

そんな三笘とトロサールはもともと左ウイングバックでポジションを争うと思われていたが、トロサールは持ち味であるスピードやキレは前線でより輝き、前任のグレアム・ポッター監督や新たに就任したロベルト・デ・ゼルビ監督はトロサールを[3-4-2-1]のシャドーに起用する。

リヴァプール戦でのハットトリックでよりその攻撃力に磨きがかかったトロサール。今後もシャドーでの出場が増えることになれば、三笘との競争ではなく共存することができるはずだ。

当分は今季ビジャレアルから加入したペルビス・エストゥピニャンとのポジション争いとなるだろう。より攻撃的な特長を持つ三笘は、リヴァプール戦のようにビハインドや攻撃的に出たい場面での途中出場が予想される。トロサールとの共存ができれば、リヴァプール戦の3点目のような得点シーンは増えていくだろう。三笘と同ポジションの競争相手だった男は、三笘を生かす左サイドのよきコンビとなってブライトンをけん引していく。

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