岡崎、カンテ、バーディら奇跡の優勝劇から“6年” レスターのおとぎ話は終わりが近いのか

多くの奇跡を起こしてきたレスター photo/Getty Images

開幕6試合で勝利がない

プレミアリーグ開幕6試合を戦い、0勝1分5敗。レスター・シティが最下位に沈んでいる。

プレミアリーグ昇格を決めた2013-14シーズンからの約8年間、レスターはおとぎ話のようなストーリーを歩んできた。岡崎慎司、エンゴロ・カンテ、リヤド・マフレズ、現在もエースのジェイミー・バーディらを中心に達成した2015-16シーズンのプレミア制覇、次のシーズンにはチャンピオンズリーグで準々決勝まで進出。誰も予想しなかったレスター大躍進物語だ。

だが、永遠の繁栄というものはない。英『BBC』は、そろそろ物語が終わる時かもしれないと警告を発している。
気になるのはエースのバーディだ。ここ8年のレスターでは前述したカンテやマフレズも重要だったが、やはりチームの中心はバーディだ。2015-16シーズンから昨季までチーム最多得点者はすべてバーディとなっており、安定した守備からバーディを走らせるのがレスターお得意のパターンだった。

しかしバーディも35歳を迎え、今季は開幕6試合でまだゴールがない。鉄人タイプのバーディにもいつかは衰えるタイミングがくる。ザルツブルクからFWパトソン・ダカを獲得するなど手は打ってきたが、それでもバーディがエースであることは変わっていない。

また今夏は2015-16シーズンの優勝を知る守護神カスパー・シュマイケルをニースへ放出し、移籍市場終盤にはDFウェスレイ・フォファナもチェルシーへ売却した。

若手有望株を高値で売却するやり方はレスターが継続してきたものだが、今夏のレスターは十分に補強できていない。スタッド・ランスからDFヴォウト・ファエスは加えたものの、昨季から戦力がアップしたとは言い難い。

残留争いから抜け出すには、冬の補強が不可欠だろう。まだ落胆するには早すぎるが、開幕6試合で未勝利は危険なサインだ。指揮官ブレンダン・ロジャースへの視線も厳しくなってきており、プレミアで生き残るには何らかの手を打つ必要があるだろう。

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