チェルシーではチームの中心となれるか
今夏にマンチェスター・シティからチェルシーへと移籍したFWラヒーム・スターリング。彼は7シーズンに渡ってエティハド・スタジアムでプレイしてきた選手だが、良い気持ちでの別れとはならなかったようだ。
シティには今夏からFWアーリング・ハーランドやFWフリアン・アルバレスといった前線の選手が新たに合流。それに押し出されるような形で、FWガブリエウ・ジェズスが4500万ポンド(73億円)でアーセナルへ、スターリングが最大5000万ポンド(81億円)と言われる移籍金でチェルシーへと移籍した。
スターリングは昨季のリーグ戦先発出場数が23試合に留まっており、プレイタイムも2128分と、シティ移籍後ワースト2の数字に終わっている。その一方、チェルシー移籍後は、プレミアリーグ開幕から2試合連続で先発出場を果たしており、トッテナム戦では早速アシストも記録。スタメン定着の雰囲気を漂わせている。
スターリングは今回の移籍について、英『Sky Sports』のインタビューで自らの想いを明かしている。やはりチーム内での立ち位置や自らの扱いに不満を持っていたようだ。
「誰もが必要とされていると感じたいんだ。サッカーでも例外じゃない」
「子供の誕生日を犠牲にしてまで、一生懸命プレイしているのに、ある類の扱いを受けるとがっかりしてしまうよ」
「その時は怒り狂ったけど、それはもう終わったことだ。過去のことだし、今この瞬間に集中することしかできない。ここチェルシーで、もう一度自分の才能を披露する機会を得たんだ」
「(移籍の要因について)誤解や契約切れ(残り1年だった)があった。マンチェスター・シティでは素晴らしい時間を過ごすことができたから、最終的にこうなってしまったのは残念だ」
「いろいろなことが重なったし、多くの理由があったけど、文句は言っていなかった。挑戦する準備はできていたけど、見ての通り、いくら自分のパフォーマンスを発揮したとしても居場所を確保することはできないから、絶対に勝てない戦いをするのは意味がなかったんだ」
チェルシーは現在、バルセロナのFWピエール・エメリク・オバメヤンの獲得などが噂されており、彼が入ってくればまたポジション争いの激しさも増すことになるだろう。それでもスターリングからしてみれば、まっとうなポジション争いができるだけマシなのかもしれない。(データは『FBREF』より)。