横浜FMから韓国で躍進するMF天野純 Kリーグ選抜としてトッテナム、セビージャと対戦も

ACLでは川崎と対戦した天野 photo/Getty Images

13日にはトッテナムと激突する

今季もKリーグ1部の蔚山現代でプレイする天野純が、トッテナム、セビージャと戦うKリーグ選抜メンバーに選ばれている。横浜F・マリノスからレンタル中の司令塔が韓国でも存在感を発揮しているのだ。

2016年に順天堂大学から横浜FMへと加入した天野。2018年には全試合に出場して5得点6アシストを挙げるなど、チームの中心に成長し、翌年夏にはスポルティング・ロケレンへと移籍する。しかし新型コロナウイルスの影響でクラブが破産したことで、チームに復帰。2021年も34試合に出場し、今季より蔚山へ加入した。

蔚山ではここまでKリーグで19試合で6ゴールと活躍。AFCチャンピオンズリーグでもグループステージ敗退となったものの、5試合2得点を記録した。中村俊輔を彷彿とさせる左足の正確なキックとFKを武器に韓国でもゴールを創出しており、首位チームの司令塔を担っている。
そんな天野がKリーグ選抜へと選出された。13日にはトッテナム、16日にはセビージャとの対戦が予定されており、天野は離脱者の追加メンバーとして選ばれている。昨季はプレミアリーグ得点王にも輝いたソン・フンミンらを擁し、アントニオ・コンテ監督の下、強度の高いチームへと成長するトッテナムとの対戦は、自身にとっても大きな経験となるはず。日本から韓国で輝きを放つ男のさらなる躍進に期待したい。

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