モドリッチの後継者と噂のマイェルにレアルも関心 カマヴィンガに続くレンヌ産の成功例となるか

クロアチア代表でも活躍 photo/Getty Images

攻守に貢献できる24歳のセントラルMF

昨夏に名門ディナモ・ザグレブからフランスのスタッド・レンヌへと移籍したクロアチア代表MFロヴロ・マイェル。国外初挑戦の1年目からいきなりリーグ・アンで活躍し、レアル・マドリードを始めとした多くのクラブから注目を集めているようだ。

マイェルは得意の左足から多くのチャンスを生み出すことができ、時にはゴールも奪える選手で、今季はリーグ戦6ゴール8アシストを記録。レンヌとは2026年まで契約を残しているものの、スペイン『Fichajes』はレアルやアトレティコ・マドリード、パリ・サンジェルマン、RBライプツィヒといったクラブが彼に関心を示していると報じている。

クロアチア代表でも活躍しているマイェルは、偉大な先輩MFルカ・モドリッチの後継者とも目されている。候補の一つであるレアルに行けば、そのモドリッチのプレイがより身近になり、直接アドバイスをもらえる機会も増えるはずだ。

しかしレアルはつい先日フランス代表MFオーレリアン・チュアメニの獲得を発表したばかり。同じ中盤の選手を追加で獲得する可能性は低いかもしれないが、チュアメニはカゼミロの後継者としての評判が高く、NEXTモドリッチと称されるマイェルとタイプは異なる。

昨夏にレンヌからやってきた19歳のフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガが1年目からそれなりに活躍したこともプラスとなるはず。マイェルがカマヴィンガと同じレンヌ産の選手であることは、レアルの決断を後押しする一つの要因となるだろう。

ここ数年、レアルの中盤はモドリッチ、カゼミロ、トニ・クロースの3人が絶対的な存在となっているが、永遠にこの3人の時代が続くわけではない。いずれはチュアメニやカマヴィンガといった有望株たちが彼らの代わりを務めるようになるはずだが、マイェルもそのポジション争いに加わるだけの実力を持っている。

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