プレミア勢から関心持たれるディアビだが…… CL出場のレヴァークーゼン残留が既定路線か

レヴァークーゼンで左サイドを務めるディアビ photo/Getty Images

今季はブンデスで13得点を記録した

今季のレヴァークーゼンはバイエルン、ドルトムントに続く3位でシーズンを終了し、UEFAチャンピオンズリーグの出場権を獲得した。大きな原動力となったのは最前線のパトリック・シックを中心とした攻撃力だろう。得点数は上位2クラブの次に多い「80」を記録している。

そんなシックに続いてチームで2番目に得点を決めているのがムサ・ディアビだ。今シーズン大きなブレイクを遂げたディアビは、プレミアリーグの複数クラブから関心を持たれているようだ。来季クラブでのCL挑戦もあるなかでどのような選択をするのだろうか。

英『Mirror』によると、ディアビに対しては、来季CLを戦うトッテナム、惜しくもCL争いで敗れたアーセナルに加え、上位進出を狙うニューカッスルの3クラブがディアビ獲得を目指している様子。過去にはマンチェスター・ユナイテッドも興味を示しており、ディアビはプレミアから根強い人気があるようだ。

レヴァークーゼンがCL出場できるという現状をふまえると、同じくCLを戦えるトッテナムへの移籍が考えられるだろう。しかし今季のディアビは4バックのシステムではサイドハーフでプレイすることが多く、自らの武器であるドリブル突破からチャンスを作ってきた。今季のアントニオ・コンテ監督のシステムでは、前線はハリー・ケインやソン・フンミン、デヤン・クルゼフスキと盤石な体制のため、ウイングバックでの起用となるだろう。それではディアビの良さを最大限に生かすことはできない。今季は移籍を待ち、来季CLを戦うレヴァークーゼンでさらなる活躍を見せることが得策だろうか。

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