“3年前”起きたリヴァプールの大逆転劇 CL制覇に勢いもたらしたバルサとの準決勝

2ゴールを記録したワイナルドゥム photo/Getty Images

バルサに3点差をひっくり返す

今季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出を決めたリヴァプール。準決勝ではビジャレアルに2点のリードを追いつかれる難しい展開だったが、後半に3ゴールを決めて2試合合計スコア5-2で勝ち抜いた。

これでリヴァプールは、過去5年で3度のCL決勝を戦うこととなった。2018-19シーズンにはトッテナムと対戦し、2-0と勝利してユルゲン・クロップ監督体制初のタイトルを獲得している。その年の準決勝2ndレグがちょうど3年前の5月7日に行われており、記憶に残る熱戦を繰り広げているのだ。

リヴァプールは前年レアル・マドリードに決勝で力の差を見せつけられて敗戦していた。リベンジに燃えるこのシーズンも準決勝まで勝ち進み、バルセロナと対戦する。2年連続で決勝へと進みたいリヴァプールだったが、敵地での1stレグはバルサに完膚なきまでに打ちのめされて0-3で完敗。アンフィールドでの2ndレグでは、4点差での勝利が必要となる厳しい状況となる。さらにリヴァプールは、フロントスリーの2枚であるモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノが欠場。大量点が必須の中で得点源が不在という絶体絶命の状況に追い込まれていた。

そんな中で2019年5月7日、本拠地での2ndレグがキックオフされる。リヴァプールは右からサディオ・マネ、ディボック・オリギ、ジェルダン・シャキリの3トップを揃えた。すると試合は開始7分にオリギがゴールネットを揺らして早くも1点を奪取。1-0で前半を折り返すと、54分、56分とジョルジニオ・ワイナルドゥムが2得点を決めて2試合合計で同点に追いつく。79分にはCKから相手の隙を突いたトレント・アレクサンダー・アーノルドがグラウンダーでパスを出すと、オリギが上手く反応して4-3に。試合はこのまま終了して、3点差をひっくり返したリヴァプールが決勝へと進出し、そのままビッグイヤーを掲げるまでに至った。

現在は欧州でのトップクラスの強さを誇るリヴァプール。2018-19シーズンでのCL制覇は、彼らの強さに自信を付けるビッグタイトルとなったが、それを引き寄せたのは準決勝のバルセロナ戦だっただろう。この試合があったからこそ、今のリヴァプールの強さがあるともいえる。

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