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失われたオールド・トラッフォードの強さ 今のマンUはホームで不安定すぎる|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

失われたオールド・トラッフォードの強さ 今のマンUはホームで不安定すぎる

マンUで結果を出せていないスールシャール photo/Getty Images

ファーガソン氏の頃は要塞だったが……

クリスティアーノ・ロナウドやラファエル・ヴァランといった大物を加えながら、今季も不安定なマンチェスター・ユナイテッド。

指揮官オーレ・グンナー・スールシャールへの風当たりも強くなっているが、何より痛いのは本拠地オールド・トラッフォードで勝ち切れていないところにある。

スールシャールはここまでマンUの指揮官としてホームゲームを55試合戦っているのだが、黒星が13もある。これはかつてオールド・トラッフォードが要塞だった頃に比べるとかなり悪い。
オールド・トラッフォードを要塞にしたのは名将アレックス・ファーガソン氏だが、ファーガソン氏は405試合のホームゲームを戦って黒星が34しかない。スールシャールとは雲泥の差だ。

新型コロナウイルスの影響もあり、昨季は無観客のゲームもあった。ホームサポーターの後押しがなかったことはスールシャールにとっては不運だったが、今はサポーターも戻ってきている。

それでもリヴァプールに本拠地で0-5の大敗を食らっており、これは言い訳できない。再びオールド・トラフォードに無敵感が漂う時はくるのか。ホームでの強さこそリーグ制覇への大きなカギで、マンUは伝統的な強さを失ってしまっている。

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