遠藤航の相方は誰がいい? サウジアラビア戦で期待される東京五輪を沸かせたサムライの台頭

ドイツで存在感を示す遠藤航 photo/Getty Images

守田も柴崎も捨てがたいが

7日の深夜に予定されているワールドカップ・カタール大会に向けたアジア最終予選サウジアラビア戦を戦う日本代表。既にメンバーは発表されており、三好康児と橋岡大樹の2人がU-23からの昇格となった。

グループBとなった日本代表はここまで1勝1敗で4位になっており、今回のサウジアラビア戦、オーストラリア戦が非常に重要となる。もし、ここで2連敗ともなればワールドカップ出場は難しくなるか。

そこで重要となるのは起用される選手だが、特に遠藤航と田中碧のダブルボランチには注目だ。フル代表でのコンビこそないものの、遠藤がオーバーエイジ枠で参加した東京五輪では遠藤・田中コンビは鉄板であり、グループステージと決勝トーナメントの計6試合で森保一監督はこの2人をボランチに指名している。実際に遠藤のボール奪取を生かした守備的能力と田中の豊富なスタミナを生かして各方面に顔を出すダイナモのような働きは非常にマッチしており、日本代表のベスト4入りに貢献している。また、前回のオマーン戦では遠藤と柴崎岳がコンビを組んだが、イマイチ柴崎がゲームに入れておらず、消えていた印象が強い。その影響からか攻撃に厚みがなく、効果的な攻撃が出来なかった印象が強い。田中であれば配球力にも長けており、攻撃を助けてくれるはずだ。

日本代表が主に採用する[4-2-3-1]で最も重要であるダブルボランチ。今回は遠藤、田中に加え、柴崎、守田英正が招集されているが、森保一監督はどのコンビを選びサウジ戦に臨むのか。非常に興味深い一戦となりそうだ。

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