マンCの“偽9番”をどう評価する? エース無しでプレミア連覇は厳しいか

マンCを指揮するグアルディオラ photo/Getty Images

今季のプレミア優勝争いは昨季より激しい

ジョゼップ・グアルディオラがバルセロナで指揮官を始めた頃より「偽9番」なるワードが有名なものとなり、グアルディオラは現在のマンチェスター・シティでも時折採用している。

フェラン・トーレスやケビン・デ・ブライネにそうした役割を任せるのも面白いが、やはりリオネル・メッシの偽9番とは大きな差がある。マンCがタイトルを獲得していくには、トップレベルのセンターフォワードが必要ではないか。

マンCは開幕戦となったトッテナム戦を0-1で落としたが、その際にスペイン『MARCA』は「すでに偽9番は機能していない」と批判していた。続くノリッジ・シティ戦は5-0のスコアで勝利したが、まだ盤石かどうかは分からない。
今夏にはFWセルヒオ・アグエロがチームを去り、単純な得点力は落ちているとも考えられる。ハリー・ケイン獲得の噂が続いていたが、今夏のうちに確保出来なければ苦しい。

プレミアではチェルシーがFWロメル・ルカクを迎え、マンチェスター・ユナイテッドもジェイドン・サンチョを加えるなどライバルの攻撃力は上がっている。優勝争いは昨季以上に激化すると考えられるため、連覇へ向けてマンCも攻撃面には更なる補強が必要か。

今夏にアストン・ヴィラからMFジャック・グリーリッシュは獲得したものの、チャンスを作るだけでなく沈めるプレイヤーがいなければリーグ連覇&チャンピオンズリーグ制覇への道は厳しいものとなるだろう。

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