ブンデスに次なるアメリカ産の原石 バイエルンが期待する“17歳”の守備者とは

現在はバイエルンのU-19カテゴリでプレイしているジャスティン・チェ photo/Getty Images

今冬ドイツにやって来た新鋭CB

近年、ドイツ・ブンデスリーガでアメリカ人選手の台頭が著しい。ドルトムントのMFジョバンニ・レイナ(18)、RBライプツィヒのMFタイラー・アダムス(22)、バイエルン・ミュンヘンからホッフェンハイムにレンタルされているDFクリス・リチャーズ(21)など、同国からは活きのいい若手が次々と頭角を現している。現在チェルシーでプレイするFWクリスティアン・プリシッチ(元ドルトムント)やユヴェントスのMFウェストン・マッケニー(元シャルケ)も、ブンデスリーガで経験を積んでから他リーグのビッグクラブへと羽ばたいていった選手だ。

近年ドイツでブランド化されつつあるアメリカ人選手。そんななか、そう遠くない未来にまたも同国の将来有望な若手がブンデスで頭角を現すことになるかもしれない。

その選手とは、バイエルン・ミュンヘンのDFジャスティン・チェ(17)だ。今冬FCダラスからローンで加入し、現在はバイエルンのU-19カテゴリでプレイしている同選手。カメルーン出身の父親とロシアとドイツ国籍を持つ母親の間に生まれた彼は、自ら「クレバーでフィジカルの優れた選手だと思っている」と語るように、身長185cmのサイズとインテリジェンスを生かしたプレイを得意としている。すでにU-19カテゴリでは安定した出場機会を得ており、今季ここまでリーグ戦では6試合に出場。本職のCBだけでなく、右SBもこなしながら着実な成長を見せている。

独『Sport Bild』によると、そんなジャスティン・チェの順調な適応にはバイエルンも満足しているようで、クラブは今夏彼を完全移籍で買い取る意思を持っているという。まだトップレベルで通用するかはわからない。しかし、バイエルンにおけるMLS産の若手といえば、昨季アルフォンソ・デイビスが10代で大ブレイクした例もあるだけに、クラブの期待が大きいのも無理はない。

加えて、バイエルンは今季限りでダビド・アラバとジェローム・ボアテングの退団が決定している状況。CBの世代交代が一気に進むこととなる可能性は高いだけに、これもジャスティン・チェにとっては追い風と言えるだろう。来季いきなりトップに合流するのは難しいかもしれないが、そう遠くない未来にブレイクする未来も見えるのは確かだ。

近い将来にバイエルンで花開く可能性がある米国産の新たな才能。はたして、ジャスティン・チェは近年のブンデスにおける“アメリカ・ブーム”に乗っていくことができるか。期待は大きい。

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