アーセナルはオバメヤンが退団しても無問題? 後継者候補の輝きは増すばかり

オバメヤンの後継者として期待がかかるマルティネッリ photo/Getty Images

フラム戦でも積極性を披露

2020-21シーズン、昨季までアーセナルを力強く牽引してきたストライカーが不振に喘いでいる。それは多くのファンが感じていることだろう。今季のFWピエール・エメリク・オバメヤン(31)に、以前のような躍動感はない。

今季はここまでプレミアリーグ25試合に出場して9ゴールを挙げているオバメヤン(現在はマラリア感染の影響で離脱中)。そこまで酷い数字というわけではないものの、2018-19シーズンと2019-20シーズンに22得点を挙げていたことを考えれば物足りないのは間違いない。近頃は持ち味だったはずのスピードを活かしたプレイにも切れ味がなく、SNS上では来季の“オーバ不要論”まで囁かれ始めるようになってしまった。昨季までのエースが一転して放出候補に。はたして、今後のアーセナルはどうなってしまうのか。

しかし、チームの未来に関してそこまで悲観することはないのかもしれない。もしオバメヤンがこのままトップフォームを取り戻せず退団することになったとしても、アーセナルでは次世代のエース候補が着実に成長してきている。FWガブリエウ・マルティネッリ(19)だ。

今季は怪我の影響もあって出番が限られていたマルティネッリだが、彼は試合に出場すれば期待感溢れるプレイを披露する。左サイドのアタッカーとして先発した現地時間18日のプレミア第32節フラム戦でも、得点こそ決めることはできなかったが90分通してアーセナルの前線に活力を与える活躍を見せた。いくつか決定機を決めきれない場面もあったが、相手ゴールを脅かしたという点では評価に値するパフォーマンスだったと言っていいだろう。オフ・ザ・ボールの動きも怠ることなく実行し続けたマルティネッリには、データサイト『WhoScored.com」も評価点「7.4」をつけてこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出している。

「マルティネッリのプレイには希望が見えた。孤立する場面もあったが、積極的な動きからチャンスを創出」(英『THE Sun』)

「オフ・ザ・ボールの動きは特に光っていた。周囲がそれを活かす場面は少なかったかもしれないが、マルティネッリ自身の株は上がったはずだ」(英『talkSPORT』)

「マルティネッリのパフォーマンスは印象的。このフラム戦でオバメヤンの自然な後継者であることを示してみせた」(英『Daily Mirror』)

現地各メディアも、フラム戦におけるマルティネッリのプレイにはこのように高評価を与えている。今夏もしオバメヤンが退団することとなっても、この若きブラジル人FWがいる限りアーセナルの未来は明るいか。長くお世話になったガボン代表FWだが、ガナーズはそろそろ次の世代に軸足をおいていくこととなるのかもしれない。

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