ハキミの後釜となるはずだった男の苦悩 ドルトで苦しむDFの逆襲劇は始まるか

ここまでドルトムントで思うような時間を過ごすことができていないムニエ photo/Getty Images

ここまでのパフォーマンスは期待外れ

昨夏、レアル・マドリードからのレンタル期間満了に伴い退団したモロッコ代表DFアクラフ・ハキミの穴を埋めるため、ドルトムントが後釜として獲得したのはベルギー代表DFトマ・ムニエだった。ハキミほどの爆発力こそないものの、一定レベルの後釜を確保することができた。加入当初、おそらく多くのファンがそんな思いだったことだろう。

しかし、現時点でその目論見は外れることとなってしまっている。ムニエは今季ここまで新天地で公式戦21試合に出場しているものの、そのパフォーマンスはイマイチと言わざるを得ない。攻撃面ではチームのサイドアタックに変化をつけることができず、守備面でも相手に裏を取られるシーンは散見される。ここ数試合は彼自身の怪我の影響もあるが、右サイドバックのポジションをマテウ・モレイに奪われつつあると言っていい。状況が厳しいのは間違いない。

だが、それは本人も自覚している様子。このままではチームに不必要な存在として認識されるのも時間の問題とムニエは考えているようで、一刻でも早くトップフォームを再発見したいと同選手は独『Ruhr Nachrichten』へ次のように思いの丈を語った。

「今年の初めあたりから良い感触はあるよ。以前のレベルに戻ることができると確信している。ゴールを決めて、PKも獲得することができたマインツ戦は最高の試合だったね。だが、まだ攻撃面でチームの力にはなることができていない。もっとこの部分は磨いていかなければと思っているよ。まだ100%の状態ではないから、早急にみんなが期待するトマ・ムニエにならないとね」

現時点ではドルトムントで苦しい時間を過ごすことになってしまっているムニエだが、ここからベルギー代表DFの逆襲劇が始まることとなるのか。すでに各方面から“失敗補強”の烙印が押されかけている29歳の評価大逆転に期待したい。

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