12試合でまだ10得点
アーセナルの調子はいつ上がるのだろうか。13日にもバーンリーに0-1で敗れてしまい、順位は相変わらず15位と残留を心配しなければならない位置にいる。
何よりの問題は攻撃面だ。バーンリー戦も無得点だったが、リーグ戦12試合を消化して10得点はさすがに寂しすぎる。ピエール・エメリク・オバメヤンやアレクサンドル・ラカゼットら一流のストライカーを抱えているクラブとは思えない数字だ。
英『BBC』によれば、12試合消化時点で10得点という数字は、クラブにとって1981-82シーズン以来のワースト記録だという。さらに今回のバーンリー戦を落としたことで、リーグ戦にてホーム4連敗を喫してしまった。これはここ61年間で初めてとなっている。
さらに寂しい数字を見ていくと、今のアーセナルは流れの中からのゴールがない。リーグ戦では11月29日のウォルバーハンプトン戦で1得点を挙げたのが最後となっているが、この得点はウィリアンのショートコーナーからDFガブリエウ・マガリャンイスがヘディングで合わせたものだった。
これをセットプレイからの得点とカウントすると、最後に流れの中からゴールを決めたのは10月3日のシェフィールド・ユナイテッド戦ということになる。
11月1日にマンチェスター・ユナイテッドを1-0で撃破したが、この得点もオバメヤンのPKによるものだった。リーグ戦において、アーセナルサポーターは2カ月も流れの中からの得点を見ていないことになる。時間にすると、12時間32分も流れの中からゴールを決めていない。
16日には4位と好調を維持するサウサンプトンをホームに迎える。明らかに状態が良いのはサウサンプトンの方で、ホーム5連敗を喫する可能性もある。何とか悪い流れを食い止めたいところだが、現状打開の手はあるのか。