たった2200万ポンドで絶対的守護神を確保 チェルシーのメンディ獲得裏話

チェルシー加入後、素晴らしいパフォーマンスを披露しているメンディ photo/Getty Images

恐るべきチェフの眼力

昨季から今季開幕後数試合まで守護神問題に悩まされてきたチェルシー。しかし、新たな男がゴールマウスを守り始めてからは、そんな時期が嘘だったかのように彼らはクリーンシートを連発している。

そんなチェルシーの守備陣を救った存在が、今夏スタッド・レンヌから加入したセネガル代表GKエドゥアール・メンディだ。驚くべきことに、同選手はチェルシー加入からここまで出場した公式戦6試合のうち5試合で無失点を記録。その中で喫した失点はわずかに「1」という鉄壁ぶりを披露している。

わずか2200万ポンド(約29億5000万円)とされる移籍金で獲得したにもかかわらず、最高級の活躍でチェルシーファンの心を早くも鷲掴みにしたメンディ。獲得時はケパ・アリサバラガより安定感があれば御の字と考えていた人も多かっただろうが、このセネガル代表GKは良い意味で周囲の予想を裏切ってみせた。

チェルシーが確保した“掘り出し物”。しかし、他にも候補が挙がっていた中でなぜ彼らは最終的にメンディを獲得することとなったのだろうか。獲得に携わったペトル・チェフ氏(チェルシー・テクニカルアドバイザー)はその舞台裏について、仏『Telefoot』へ次のように語る。

「私個人の意見だけでなく、彼を獲得するにはそれに関わる全ての同意を得る必要があった。特に監督の意向には沿わなければね。ランパードには全ての候補を記したリストを渡して、一人ひとりの長所と短所を説明したよ。その中でエドゥアールが選ばれたのは、私は過去3年間にわたって彼をチェックしていたことが役に立ったからさ。同じGKとして、彼には以前から可能性を感じていた。もっと良くなると思っていたよ。それは現在も一緒だ。まだメンディはここから最高のフォームを見つけていくことになると思うよ」

どうやら、チェフ氏はまだアーセナルで現役を続けていた時期からメンディには目をつけていたのだという。やはり、かつては名守護神と呼ばれた男。GKの目利きに関して、同氏の右に出るものはそういないか。

チェフ氏の高いスカウティング能力によって成功を収めたチェルシーのGK補強。はたして、メンディは今後どれほどの間ブルーズのゴールマウスを守り続けることとなるのだろうか。あれほど守護神のチョイスに悩んでいたブルーズだが、今後は当面そんな悩みと無縁の時間を過ごすことができるかもしれない。

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