2018-19シーズンにチャンピオンズリーグでベスト4に入る快進撃を見せたアヤックスでは、主力選手たちを巡ってビッグクラブが激しい争奪戦を繰り広げた。
昨夏にはDFマタイス・デ・リフトがユヴェントスへ、MFフレンキー・デ・ヨングはバルセロナへ、今夏にはMFハキム・ツィエクもチェルシーへ合流した。
そんな中、もう1人の実力者にも動きが起きつつある。以前から注目を集めていたMFドニー・ファン・デ・ベークである。
デ・ヨングやツィエクほどテクニックに優れているわけではないが、その豊富な運動量から攻守両面で貢献できるのがファン・デ・ベークの強みだ。
2018-19シーズンのチャンピオンズリーグではユヴェントス、トッテナム相手に重要なゴールを決めるなど、ペナルティエリアへ侵入して決定的な働きをする得点力も備えている。
以前はレアル・マドリードからの関心も噂されていたが、オランダ『Ziggo sport』も移籍の可能性が出てきたと取り上げている。
アヤックスは29日にフランクフルトとトレーニングマッチを組んでいたが、ファン・デ・ベークはメンバーから外れていた。
指揮官エリック・テン・ハーグも「彼をチームから一定期間外すことを決めるだけの進展があった」とコメントしており、移籍説が加速する理由となっている。
レアル、マンチェスター・ユナイテッド、さらにはオランダ代表監督としてファン・デ・ベークを指導していたロナルド・クーマンが指揮官に就任したバルセロナも関心があるようだが、果たしてどこへ向かうのか。
チャンピオンズリーグでも戦えることは証明済みであり、ビッグクラブでも通用するはず。少し遅れたが、デ・ヨングやデ・リフトへ続くにふさわしいだけの実力の持ち主だ。
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