来季リヴァプールに挑めるのはどこだ プッシュされたプレミアクラブとは

キャラガー氏が推したマンチェスター・ユナイテッド photo/Getty Images

キャラガー氏&ネビル氏が予想

2019-20シーズンのプレミアリーグにおいて、タイトルレースを独走しているのはユルゲン・クロップ監督率いるリヴァプールだ。時間をかけて完成させた強力スカッドを擁し、盤石の体制で優勝街道を突き進む彼らが今季王者となる可能性は非常に高い。残り9試合で2位マンチェスター・シティとの勝ち点差は実に「25」。ほぼ決まりと言ってもいいだろう。

そんなリヴァプールが圧倒的な強さを披露した今季のプレミア。だが、はたして来季はどのような展開となるのだろうか。2019-20シーズンは1強体勢となったが、このまま他クラブが黙っているはずもないだろう。リヴァプールを頂点から引きずり落とすため、高いモチベーションで襲いかかってくることは間違いない。

では、2020-21シーズンにおいて”打倒リヴァプール”の筆頭候補となるクラブはどこか。未来のことだけに難しい問いだが、そんな中でリヴァプールOBのジェイミー・キャラガー氏とマンチェスター・ユナイテッドOBのガリー・ネビル氏が予想を展開している。
「シティかユナイテッドかな。レスターは出来る限りのことをしているとは思うけど、実際には少し厳しそうだ。そして正直に言ってしまえば、トッテナムが優勝に絡む可能性は無くなったと思う。彼らはトップ4にチャレンジする立場に戻ってしまった。完全に変わってしまったね」

チェルシーも十分に優勝を狙うことができる陣容を整えてくるはずだ photo/Getty Images

英『90MiN』によると、先にこのように予想したのはキャラガー氏だ。対抗馬の筆頭としてマンCはまず誰もが挙げることだろう。だが、同氏は少し意外にもそこにマンUの名前を付け加えている。今季はスタートダッシュでつまづいてしまったが、スカッドが完全に揃えばその実力はリーグでも屈指とキャラガー氏は考えているようだ。

そしてお次はネビル氏。マンUのOBである同氏だが、彼がプッシュするのは古巣でなく今季チームが一気に若返ったロンドンのクラブだ。

「現時点でシティの名前を挙げないわけにはいかないね。でも、その他にもチェルシーがどのような補強をするかによって状況は変わるだろう。彼らがうまくやるならば、人々が思っているほど優勝は遠くないと私は思っているよ。補強禁止処分を受けた影響で、チェルシーはかなりのお金を使うことができるはずだ。彼らはさらに大きな進歩を見せるはずだ」

マンCのほか、今夏移籍市場で潤沢な資金を投入できると言われるチェルシーに期待を寄せたネビル氏。解説者2人が予想した2020-21シーズンの展開だが、はたして来季プレミアの勢力図はどのように変わるのだろうか。少し気は早いかもしれないが、先のことを考えてみるのもおもしろい。

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