15歳で“怪物DF”の予感を漂わせていた フランスで伸びる万能・守備職人

マルセイユのカマラ photo/カマラのInstagramより

フランス代表でプレイする日は近い

ライプツィヒに所属するDFダヨ・ウパメカノ、アーセナルに今夏より合流予定のDFウィリアム・サリバなど、最近は若きフランス人センターバックたちが世界を騒がせている。

しかし注目選手は他にもいる。確実に数年後フランス代表に入ってくると期待されているのが、マルセイユでプレイする20歳のブバカル・カマラだ。

センターバックに加えて守備的MFもこなせるカマラは、今やマルセイユの主力DFだ。マルセイユでカマラを長く見てきた現ブラガのDFロランドも、初めて見た15歳の時からカマラが怪物だったと振り返る。
「彼はフェノメノンだよ。彼が僕たちと一緒にトレーニングを始めた15歳の時、初日から僕は言ったよ。この少年は凄い選手になるぞとね。僕が好きなタイプのDFだった。クオリティがあるし、何よりハードワークしてアドバイスを聞く姿勢がある。数年後に彼は僕をフランス代表のゲームへ招待することになるだろう。その時には、彼が15歳の時から一緒にプレイしていたんだぞと言えるね」

まさに大絶賛だが、英『HITC』によるとロランドはこのように語っていた。サリバ、ウパメカノらは同じフランス人選手としてライバル的存在で、数年後にはフランス代表の座を巡って激しいバトルを繰り広げることになるだろう。

アーセナルもカマラに関心を示していたと言われるなど、ビッグクラブに引き抜かれる時もそう遠くはないはず。数年後に誰がフランスNo.1DFと呼ばれているのか。他国にとっては羨ましい限りだが、そんな議論が出来るほどフランスには優秀なDFが揃っている。

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