“125分に1ゴール”の脅威 100点に近いアーセナル韋駄天FWの2年間

アーセナルのオバメヤン photo/Getty Images

ちょうど加入から2年

2018年1月31日、アーセナルは驚きの補強を実現させた。ドルトムントからFWピエール・エメリク・オバメヤンを引き抜いたのだ。

アーセナルは2017年夏にアレクサンドル・ラカゼットを獲得していたため、当初オバメヤンの獲得が必要なものだったのか疑問の声も挙がった。しかし結局は大ヒットとなり、オバメヤンはラカゼットと見事な連携を築いてゴールを量産することになる。

あれからちょうど2年が経過した。米『Bleacher Report』は、「スタッツは嘘をつかない」と称賛。オバメヤンの2年間を100点満点と評価している。
オバメヤンはアーセナルで通算91試合に出場して57得点13アシストを記録しており、時間にすると125分に1点のペースでネットを揺らしている。アーセン・ヴェンゲルからウナイ・エメリ、エメリからミケル・アルテタと指揮官が変わる中、オバメヤンは継続してゴールを奪ってきたのだ。この一貫性は見事と言うしかない。

残念なことがあるとするならば、アーセナルでチームタイトルを1つも獲得できていないことか。SNS上でも「偉大なストライカー」、「リーグ最高のストライカー」と言った声とともに、「ポテンシャルを無駄にしている」、「トロフィーがゼロなのは彼の責任ではない」など無冠が続く現状を嘆く意見が出ている。

オバメヤンはドルトムントでもそれほど多くのタイトルに恵まれてきたわけではない。30歳という年齢を考えるとそろそろメジャータイトルを手に入れておきたいところだが、アーセナルでその日は訪れるのか。

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