“イブラ超え”のイカルディ なぜフランスでもすぐ輝けたのか

フランスでもゴールを量産するイカルディ photo/Getty Images

様々な国を渡り歩いてきた経験が今に

現在インテルからパリ・サンジェルマンへレンタル移籍中ながら、クラブの歴史にその名を刻んだアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディが喜びを語っている。

今夏の移籍市場で、戦いの舞台をイタリアからフランスへ移したイカルディ。セリエAで2度の得点王に輝いた実力を新天地でもまざまざと見せつけており、ここまで公式戦18試合に出場して14ゴールアシストを挙げている。先日、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが持っていた記録を破り、クラブ史上最速で10ゴールを達成していた。

クラブの公式チャンネルのインタビューに応じたイカルディは、この件について「そのことについては知らなかったんだ。ただ、このような記録を達成し、パリ・サンジェルマンのようなチームで歴史を作ったことは誇りの源になるよ」とコメントした。
さらに「僕は常に準備を整えようとしているし、チームメイトも常に僕の走ったり、動いたりするスペースを空けてくれようとしている。だから攻撃の時に彼らもフリーの選手を見つけることができるんだ。僕はボールを受けたらすぐに、できるだけ早く動くための準備をしているし、それに集中しているよ」と話している。

これまで様々な国を渡り歩いてきた経験が今に生きているようだ。「バルセロナでは、戦術と技術についてたくさんのことを学んだ。そして、試合での哲学は非常に強力。イタリアでの試合で経験した適応力と理解力も役に立っているよ。それらがピッチ上で見せる僕のプレイの賢さを向上させた。戦術やフィジカルの影響も、今の僕を作り上げた」とも明かしている。

はたして、イカルディは今季後半戦もこの調子を維持し、PSGに1つでも多くのタイトルをもたらすことができるのか。

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