オーレ・グンナー・スールシャール体制スタート直後は覚醒したかに思えたのだが、今も出口の見えないトンネルの中でもがいているアタッカーがいる。
マンチェスター・ユナイテッドMFジェシー・リンガードだ。リンガードは昨年12月の1か月間だけで4得点2アシストと見事なパフォーマンスを披露したのだが、得点ペースはここでストップしてしまった。2019年に入ってから奪った得点は1月のFA杯・アーセナル戦の1ゴールのみで、そこから約10か月にわたって得点がない。
今季もリーグ戦では8試合に出場しているが、得点もアシストも記録できていない。今夏にはスウォンジーから快速FWダニエル・ジェイムズが加わったこともあり、リンガードの影は薄いものとなってしまっている。
何より不安なのは、今季リーグ戦で未だ枠内シュートが0ということだ。プレイタイムは380分間に留まっているが、それでも枠内シュート0は寂しすぎる。
英『GIVE ME SPORT』は少々意地悪な比較をしているが、ワトフォードGKベン・フォスターも今季リーグ戦で1本の枠内シュートを記録しているのだ。チェルシー戦でフリーキックからフォスターが放ったヘディングシュートはGKケパ・アリサバラガにセーブされてしまったが、もう少しでゴールという惜しい一撃だった。
リンガードはゴールゲッタータイプの選手ではないが、それでも無得点の時間が長く続くことは問題だ。2019年のうちに無得点状態を解消したいところだが、あと2か月ほどでネットを揺らすことはできるだろうか。
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