バイエルンを悩ます若きDFリーダーの長期離脱 穴を埋めるのはこの“5名”か

アウクスブルク戦で負傷し、長期離脱を余儀なくされてしまったズーレ photo/Getty Images

19歳の起用もアリか

ドイツの強豪は若きディフェンスリーダーの穴をどう埋めるのか。現地時間19日に行われたアウクスブルク戦でDFニクラス・ズーレが負傷したバイエルン・ミュンヘン。検査の結果、同選手は左ひざの前十字靱帯を断裂していることが判明し、長期離脱は避けられない状況となっている。最終ラインの要だった24歳の離脱は間違いなく大きな痛手だ。

しかし、それでも試合の日は容赦無く近づいてくる。ニコ・コバチ監督は早急に代替案を考えなければいけないのが現状だ。そうなると代役は誰に任せるべきか。ブンデスリーガ公式サイトはその候補として5名を紹介している。

その5名とはDFリュカ・エルナンデス、DFバンジャマン・パヴァール、DFジェローム・ボアテング、MFハビ・マルティネス、DFルーカス・マイだ。L・エルナンデス、パヴァール、ボアテング、J・マルティネスの4名はいずれも今季もCBとして試合に出場している面々。経験からしても安心して最終ラインを任せられる代役候補だろう。改めて見ると、バイエルの層の厚さが見て取れるラインナップだ。
しかし、最後に名前が挙がった19歳のL・マイも忘れてはいけない。バイエルン下部組織出身選手の同選手は、守備力はもちろん190cmのサイズを活かした空中戦でも高い評価を得ている。現在は膝の負傷を抱えており次戦までには間に合わないかもしれないが、長い目で彼を起用していくのはアリだろう。未来を見据えた起用は十分視野に入るはずだ。

はたして、コバチ監督は今後どのような最終ラインでシーズンを戦っていくのか。様々な組み合わせが考えられるだけに、最適解を見つけ出すのは少し時間がかかるかもしれない。

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