2010年の香川真司は異次元だった ネイマールらと“注目の若手100人”に

2010年当時の香川 photo/Getty Images

世界が認めていたその才能

サッカー界ではいつの時代もNEXTスター候補となる若手選手たちに注目が集まるものだが、10年前に注目されていた若手は今どうしているのだろうか。

2010年にスペインメディア『Don Balon』が「若手選手TOP100」なる特集を組んでいたのだが、振り返ると何とも懐かしい。現代のサッカー界を引っ張っている選手たちも、当時はまだ金の卵だったのだ。この特集を今になって英『Daily Mirror』が取り上げている。

興味深いのは、この100人の中に香川真司が含まれていることだ。『Don Balon』は2010年の11月にこの特集を組んでおり、当時の香川はドルトムントでの1年目を過ごしていた。2010年の夏にセレッソ大阪からドルトムントへ移籍した香川は、早々にシャルケとのダービーマッチで2得点を挙げるなど爆発。大阪から来た無名の若きサムライは、一気に欧州中のサッカーファンが注目するNEXTスター候補となったのだ。

大成功とはならなかったが、2012年にはマンチェスター・ユナイテッドへの移籍も果たした。当時同メディアが香川を注目の若手100人に含めたのは正解だったと言えよう。ドルトムントでブレイクして数ヶ月といったところだったが、目利きは正しかったことになる。

その他に選ばれているメンバーもかなり豪華だ。まだトッテナムにいたFWガレス・ベイル、インテルにいたMFフィリペ・コウチーニョ、リールにいたFWエデン・アザール、レアル・ソシエダにいたFWアントワーヌ・グリーズマン、香川と同じくドルトムントでブレイクしたMFマリオ・ゲッツェ、FCポルトにいたMFハメス・ロドリゲス。

バイエルンにいたMFトニ・クロース、FWトーマス・ミュラー、アンデルレヒトにいたFWロメル・ルカク、サントスにいたFWネイマール、バルセロナにいたMFチアゴ・アルカンタラなど、彼らは現在のサッカー界をリードする存在へと成長した。

一方で当時ミランにいたFWアレシャンドレ・パト、バルセロナFWボージャン・クルキッチ、ブレーメンMFマルコ・マリン、チェルシーFWガエル・カクタ、トッテナムFWジョバニ・ドス・サントス、マンチェスター・ユナイテッドFWフェデリコ・マケダなど、期待されたほどの成果を残せなかった選手たちもいる。才能の目利きは間違っていなかったはずだが、それだけで成功できるほど甘い世界ではないということなのだろう。

間もなく2020年を迎えるが、2020年にヤングスターと認定された選手たちは今後の欧州サッカー界を引っ張っていけるだろうか。2020年といえば東京五輪が予定されており、東京の地で金の卵をチェックするチャンスだ。香川に続く大ブレイク選手も欲しいところで、日本人選手のさらなる躍進に期待したい。

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