アーセナルでなかなか存在感を見せることができていなかったDFはここから逆襲なるか。シュコドラン・ムスタフィがその評価を覆しつつある。
昨季たびたび失点に直結する凡ミスを犯し、各方面から批判を浴びていたムスタフィ。昨季終盤、クラブOBであるチャーリー・ニコラス氏に「ムスタフィは最大のバグ」と痛烈な言葉をぶつけられたことは記憶に新しい。そんな彼は今夏、チェルシーからダビド・ルイスが加入したことによりウナイ・エメリ監督の構想から外れたとされ、退団も噂されていた。
しかし、最終的にムスタフィは今季もアーセナルに残留。出場機会は限られたものになるとも予想されたが、エメリ監督は現地時間19日に行われたヨーロッパリーグ・グループリーグ第1節フランクフルト戦で彼を先発で起用した。すると、この試合でムスタフィは積極的な守備でチームの完封勝利に貢献。スタメン発表時にはD・ルイスとのセンターバックコンビを不安視する声もあったが、見事その心配は杞憂だったと証明してみせた。
この好パフォーマンスを受けて、ファンもムスタフィのことを再評価し始めている。英『The Sun』は試合後、SNS上で彼のことを称賛する人々の声を紹介。このドイツ人DFはファンの信頼を回復しつつあるようだ。
「ムスタフィはとてもソリッドだったね」
「今日のムスタフィは良かったよな?」
「みんな『彼は良かった』って言ってるよ。僕もそう思う」
「特に前半は素晴らしかった。ほとんどのルーズボールを回収していたんじゃないか?」
はたして、ここからムスタフィの逆襲劇が始まるのか。過去の低評価など吹き飛ばすほどの鮮烈なパフォーマンスをこれから披露してほしいところだ。
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