今季こそイタリアの絶対王者として君臨するユヴェントスの連覇を阻止するクラブは現れるのか。ローマの王子として長きにわたってセリエAで活躍してきたフランチェスコ・トッティ氏が、今季のスクデット争いを予想している。
現役時代にローマ一筋で活躍し、2017年に引退したトッティ氏。引退後はそのままクラブに残り、ディレクターとして愛するチームを支えてきた。しかし、今年6月に突如ローマを退団すると発表。下部組織時代から30年間にも及ぶローマ生活に終止符を打っている。
そんなトッティが伊『Radio Radio』のインタビューに応じた。その際、今季のスクデット争いについて「今季もまだ、ユヴェントスが負けずにいられると私は思う。チームとしてもクラブとしても彼らは強いからね。ただ、今年はインテルとナポリがかなり強化した。これまでと異なるシーズンにはなるんじゃないかな。彼らは最後までユヴェントスを悩ませることができる」と述べている。
そして、古巣であるローマについては「私はもうトップ3はすでに決まっていると思う。ただ、それ以降は何が起こってもおかしくないね。残念ではあるが、ローマには4位争いに期待しているよ。プレシーズンの結果を見れば、現状ではこれが現実的だね」と語った。
さらに、トッティ氏は自身の今後についても言及。「マンチーニらとも話したが、イタリア代表で働くための扉を開けてくれたのは本当に嬉しかった。でも現時点では、他に集中したいプロジェクトがある。この前の記者会見でもいったけど、私には3〜4件のオファーがあったが、今は時間が必要なんだ。今、私は状況をしっかりと考えている。きっと誰も知らないような新たな道を通っていることだろう。でもすぐ戻ってくるよ。私はまだサッカー界にいる」と明かしている。
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