今夏“DF史上最高額”となる移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入したイングランド代表DFハリー・マグワイア。194cm、100kgという恵まれた体格を活かし1対1や空中戦で無類の強さを誇るこの大型センターバックは、かねてより脆弱性が懸念されていたマンUの最終ラインに安定をもたらすことだろう。そんなマグワイアの活躍にクラブOBも太鼓判を押している。
それは、かつてGKとしてマンUの守備を支えたピーター・シュマイケル氏だ。英『Daily Mirror』によると、同氏はマグワイアが守備面だけでなく攻撃面においてもチームに貢献してくれるはずだと主張。新加入DFを絶賛している。
「何試合か見て私がマグワイアについて思ったのは、彼が“マンUのために作られた男”だということだ。彼は少しも慌てない。W杯においても、間違いなくイングランド代表で最高の選手の1人だった。彼はボールを前進させる驚くべき能力を備えている。それは多くの選手が持っていないのもだし、センターバックではほとんど見かけない。少しぎこちないとの意見もあるが、彼は今何をすべきかを正確に把握しているしうまくやれるはずだと私は思う。守備に安定をもたらすだろうね。クールで冷静だ。不安要素はないね」
チェルシーとのプレミアリーグ開幕戦にフル出場し、見事強敵相手の完封勝利に貢献したマグワイア。早速チームにフィットした彼はこの調子でマンU上位進出の原動力となれるのか。イングランドの名門が復権できるか否かは、この男のパフォーマンスにかかっていると言っても過言ではないかもしれない。
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