決勝進出のブラジル、コパ優勝のカギは“先制点”か 驚異のデータが明らかに

先制点を奪い喜びを爆発させるジェズス(中)と祝福するチームメイト photo/Getty Images

コパで先制した試合は40年間負けなし

ブラジル代表は現地時間2日、コパ・アメリカ2019の準決勝でアルゼンチン代表と対戦した。

宿敵との対戦ということもあり、序盤から球際で激しい戦いを見せるブラジル。19分にガブリエウ・ジェズスのゴールで先制すると、71分にロベルト・フィルミーノが勝利を手繰り寄せる2点目のゴールを決めた。そして守っては、守護神のアリソンや百戦錬磨のダニエウ・アウベスを中心に最後まで集中力を切らさず、リオネル・メッシやセルヒオ・アグエロといった強力な攻撃陣を揃えるアルゼンチンをきっちりシャットアウト。スコアを2-0としたブラジルがアルゼンチンを退け、2007年以来4大会ぶりの決勝進出を決めている。

2007年のベネズエラ大会では、優勝を勝ち取っているブラジル。12年ぶりの栄光へ王手をかけたが、決勝戦では「先制点」が運命を大きく左右するかもしれない。データサイト『opta』によると、ブラジルはコパ・アメリカにおいて、先制した試合で最後に負けたのは1979年大会のグループステージで対戦したボリビア戦(1-2)とのこと。先制に成功すれば40年間も負けがなく、勝率も80パーセントを超えるという(43勝9分)。
アルゼンチンを撃破した勢いで、ブラジルは今大会を制することができるのか。決勝ではチリ代表とペルー代表の勝者と相見える。

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