伊メディアが伝える2つの選択肢
すでにユリアン・ブラント、トルガン・アザールを獲得するなど積極的な補強に動いているドルトムントだが、バイエルンから王座を奪うためには頼れるセンターフォワードが必要との指摘もある。
その候補者の1人となるのだろうか。伊『Gazzetta dello Sport』が注目しているのは、ユヴェントスFWマリオ・マンジュキッチだ。マンジュキッチはマッシミリアーノ・アッレグリの下で絶対の信頼を勝ち取っていたが、今季を最後にアッレグリが退任。後任候補にはチェルシーを指揮するマウリツィオ・サッリの名前が挙がっているが、サッリのスタイルにマンジュキッチは合わないのではと言われている。
同メディアによれば、マンジュキッチに用意された選択肢は2つだ。1つは巨額のサラリーを約束してくれる中国行き。マンジュキッチも33歳とベテランの領域に入っており、欧州離脱を検討するのも悪くない。
そしてもう1つの選択肢がドルトムント行きなのだ。マンジュキッチはバイエルン時代にブンデスリーガ制覇も経験しており、ブンデスリーガの戦いは熟知している。前線で体を張ることのできるストライカーは今のドルトムントに存在せず、マンジュキッチが加われば経験の面でも大きなプラスになるのは間違いない。
マンジュキッチを獲得できればマリオ・ゲッツェの偽9番プランと合わせ、ドルトムントの攻撃には幅が出る。実現すればバイエルンを捕まえる準備は整ったと言えるのではないだろうか。