サッリ流で点取り屋に変わった男 5シーズンで達した”マラドーナの領域” 

ナポリのメルテンス photo/Getty Images

2016-17シーズンに覚醒

現在チェルシーでプレイするゴンサロ・イグアイン、ジョルジーニョは指揮官マウリツィオ・サッリがナポリで指導した教え子で、サッリの下で2人とも素晴らしい時間を過ごした。

しかし、サッリ流によって変わったのは彼らだけではない。2016-17シーズン、サッリ率いるナポリで大きな変化を遂げたのがFWドリース・メルテンスだ。ベルギー代表の一員であるメルテンスはその前のシーズンまで点取り屋というイメージではなかったが、サッリが偽9番の役割を与えたことで驚異のストライカーに変貌。そのシーズンはリーグ戦で28得点を記録した。

その前の2015-16シーズンは5得点、2014-15シーズンは6得点だったことを考えると、この変化は大きい。メルテンスを偽9番としたのはイグアインがユヴェントスに移籍したからだが、結果的にこれがメルテンスの得点力を開花させることになった。

続く2017-18シーズンも18得点を記録し、カルロ・アンチェロッティ体制に変わった今季もここまで13得点を奪っている。もうメルテンスにとって二桁得点は珍しいものでもないのだ。

今節のフロジノーネ戦ではフリーキックから得点を記録したが、これでメルテンスはナポリでのセリエA得点記録で英雄ディエゴ・マラドーナ氏が持つ81得点の数字に並んだ。

今季は前線でアルカディウシュ・ミリクが存在感を発揮していることもあり、メルテンスが先発しないことも多い。しかし得点力に衰えは全くなく、サッリ流で進化したアタッカーはマラドーナ氏の得点数に並ぶほどの実力者となった。今後も重要な存在であり続けるはずで、次は今季途中までチームメイトだったマレク・ハムシクが持つ100得点に挑むことになる。

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